2025年参院選で過半数割れとなった自民公明党。自民党では党内幹部会議となる両院議員懇談会を当初の31日から29日に開催を前倒しするなど、参院選の振り返りは緊急の模様だ。

石破首相が退陣表明
7月23日現在、石破首相は8月末までに退陣する意向を党議員周辺に伝えたと報じられている。
当初、石破首相は
比較第一党としての責任を果たす
と発言をしていたが、過半数の議席を得ることができず党内からは退陣論が囁かれていた。
麻生太郎最高顧問は
石破首相の続投は認めない
と強気の姿勢を見せている。
ネットの反応
投票の重みを感じる、意義のある参院選となった
今後近いうちに政権交代が起こるだろう
他の党に変わっても期待できない。民主党時代を思い出す
石破首相の退陣に対する批判は少ない印象だが、たとえ政権交代しても期待できる政党がないといった投稿が目立つ。
後任候補と今後の展望
後任候補
★ 高市早苗氏
自民党議員。経済安全保障担当大臣や内閣府特命担当大臣など数々の大臣経験を持つ。自民党総裁選2024には最終候補まで上り詰めた経験がある。
★ 小泉進次郎氏
自民党議員。環境大臣や選挙管理委員長などを経験し、現在は農林水産大臣。レジ袋有料化やお米問題などで度々話題となる。
★ 河野太郎氏
自民党議員。ワクチン推進担当大臣などを経て、現在はデジタル大臣。Twitter(X)のフォロワーは100万人超え。
今後の展望
参院選の結果を見ると、石破首相が続投の意思をもつ場合、幹部に対して頭を下げるスタンスは必至である。また、本人が続投の意思を持ち、幹部は退陣の要請をする対立構造が続けば、退陣有無の判断時期は遅れることが見込まれる。
しかし、社会情勢的には石破首相の退陣は避けられない状況であり、自民党は石破首相の後任立てを急がねばならない。
終わりに
今回の参院選は、投票率は58%台と決して高い数字とは言えないものの、有権者たちの政治に対する関心は着実に上っている印象がある。
石破総理の退陣論は、私たち国民に何を問いかけているのだろうか。
「信頼される政治」とは何なのか、
『未来の日本』のために今こそ国民一人ひとりが考えるべき時かもしれない。
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