失恋同士の『心の拠り所』が、許されぬ関係に変わるまで

恋愛

大切な人を失ったとき
あなたは”誰に心を打ち明けますか?

私の場合、それは元カノの親友だったBちゃん(仮名)でした。

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状況説明

  • 僕はAちゃんとの別れで傷ついた
  • BちゃんはAちゃんの親友である
  • BちゃんもC君との別れで傷ついていた

第1章:失恋が繋いだ糸

出会いと最初の関係性

僕がAちゃんと失恋する前から相談に乗ってくれていたBちゃん。
その後はお互いに「失恋仲間」「純粋に話せる相手」として電話をする仲になった。

  • 僕とBはお互い失恋し、傷ついていた
  • 偶然にも同じ資格を目指していた

共通点が多く、深く理解し合える関係

しかし、元々はあまり話さない関係。
2人で飲みに行くまでは…

気づけば2人で飲みや遊びに行く仲に

僕はAちゃんと別れた直後に”話し相手欲しさ”からBを二人で飲みに誘った。

この行動が後に二人の関係性を複雑にしてしまう入口になるとは知らずに…。

2人での飲み会

私が別れた翌日にBと2人で飲み会へ。

ここでお互いの心境一致や居心地の良さに気付いてしまう。

18時から24時くらいまで話したと思う。

動物カフェ

完全にBに対して気持ちが揺らいでいた。
Bも僕に揺れかけていたと後から知る。

私は元カノAを忘れることができないまま
Bは元彼のCを忘れることができないまま

Bは親友であるAに隠れて僕に会っている

暗黙の関係性を続けてしまった末路

僕はこのままBと2人で会い続けるのはNGだと心の中では分かっていた。

いつかは終わりにしなければいけない

終わりにしなければいけない理由

① Bは私の元カノAと親友なので、Bと会い続けては僕はAを忘れることができない

② 私は未練が残ったままBと会い続けることになるためBを傷つけてしまう

③ BもCに対する未練があるため同上

④ BはAに内緒で僕と会い続けてくれているため、罪悪感を感じ続けている。

第2章:二人の本音と交錯する思い

Bの揺るぎない誠実さと自己への愛

私はBが常に「Bが好きになってくれた時の自分を大切にしたい」という強い気持ちを持っていたことも理解していた。

本来ならその思いに寄り添うべきだったのに、自分の感情が裏切ってしまった。

このまま2人でいても幸せになれない〜
分かっていたはずなのに離れられないー

ついに決別のとき

ついにその時が来てしまった。
情けないことに、私から言い出すことができず、Bから連絡をさせてしまった。

Bからの連絡内容

ごめんね。改めて、14日はやっぱり会うのをやめたいと思って連絡しました。

元々、私にとって「僕」は失恋仲間で、純粋に話せる相手でした。

元彼ではあるけれど、私の中で人生の指針のような存在だったCの名前をここで出させてもらいます。
私は彼のことが本当に大好きだったからこそ、Cが好きになってくれたときの私自身を、これからも大切にしていきたいと思っています。

寂しさを他の誰かで埋めるのは、自分の気持ちに嘘をつくことになるし、それは私が本当に望んでいることではないと気づきました。

そして、友達に隠れて会っていることもやっぱりよくないと感じていて、私は簡単に嘘をつく人間にはなりたくないです。
誰かを傷つけたり、自分を傷つけたり、勘違いさせたり利用したりする関係にはなりたくない。

勝手なことを言ってるのはわかってるけど、自分なりに真剣に考えて出した結論です。

読んでくれてありがとう。

僕は涙をこぼしながら返信内容を書く。

Bに対する僕の返信内容

長いですが、すべてを引用させて下さい。

長文のメッセージをありがとう。
時間をかけて真剣に気持ちを整理してくれたこと、本当に伝わってきました。ありがとう。

いつも話す中でBちゃんがCのことを大切に思ってる気持ちもすごく伝わってきていました。
「Cが好きになってくれたときの自分を大切にしたい」って言葉が本当に素敵で、本来ならその想いにもっと寄り添うべきだったのに「僕」の感情を優先して裏切ってしまったこと本当にごめんなさい。

たしかに僕がAのことを引きずっている中で、Bと一緒に過ごす時間が凄く心地よくてそれが心の拠り所になっていた部分もありました。でもそれがかえってBを困らせる結果になってしまって、僕自身の未熟さを痛感しています。

僕にとってもBは、苦しかったときに唯一安心して本音を話し合える大切な存在でした。
飲みに行った日も、動物カフェに行った日も、どれもすごく楽しくて、一緒にいる時間が本当に一瞬に感じてた。
BeRealに俺が好きなグミを乗せてくれたことも、わざわざカフェまで会いに来てくれたことも、電話が苦手なのに何度も話してくれたことも――どれも忘れられないくらい嬉しかったです。

でもそんな中、僕がBに対して気持ちが揺らいでしまったのも事実です。その結果Bに余計な負担をかけてしまったこと、申し訳なく思っています。

僕もこのまま2人で会っていたらBに対する気持ちがもっと揺れてしまうと思うし、BがAの親友である以上、どこかでAを忘れることができない僕自身もいる。これがどれだけ自分勝手で惨めなことか。
分かっていたのにBに言い出せなかった僕の落ち度です…

Bにとっても寂しさを他の誰かで埋めるのは、B自信の気持ちに嘘をつくことになるし、Aに内緒で会っていることで、これでは簡単に嘘をつく人間になってしまう。他人を勘違いさせてしまう。傷つけてしまう。

『そんな状態では、お互いに正直な気持ちで向き合えないし、誰も幸せになれない。

これ以上2人で会うことが、お互いのためにならない――』

Bの判断こそ間違いなく正しいと思います。

本来は僕が言うべきことだったことなのに、Bから言わせてしまって本当に情けないです。
気持ちを伝えてくれてありがとう

そして続けて最後にBへ送ったLINE。

最後に、これまで一緒にいてくれたこと、話を聞いてくれたこと、出会ってくれたこと、
本当にありがとう。救われたよ

もし叶うのであれば、またいつかお互い成長した姿で会おうね。

ありがとう。幸せになってね。

他に選択肢はあったのだろうか。離れる以外の選択肢が…。離れたくなかった。

もしあったなら教えて下さい。神様。
別の運命、やり方があったならば…

第3章:失恋と決別、そして未来へ

この経験からの学び

  • 失恋の悲しみを癒す過程で人間関係次第では相談相手との決別の運命もある
  • 寂しさを他の誰かで埋めることの限界
  • 自分の感情に正直であることの重要性
  • 時には”決別”がお互いのためにもなる

「異性の方が相談をしやすい」場面もよくあると思うが、そんな時ほど冷静に。

大切なパートナーを失うだけでなく、心を許せる大切な相談相手であった異性も失うことになってしまうかもしれない!

読者の方々には、私と同じような苦しい辛い経験はしてほしくないです。

結び:読者の方へ。そして…

同じような複雑な関係で悩んでいる人へ。

そして、同じような経験がある方へ。

このような経験は必ず未来の自分を幸せにしてくれる大きな材料となるでしょう。

だってこんな体験多くの人が経験できないはず。あなたの貴重な経験なのだから。

私はそう信じています。

私は1ヶ月のうちに彼女と異性の友だち2人を同時に失いました。

でもこの経験があったからこそ、今の自分があるのだ。そして未来ではきっと「お互いが笑い合って幸せになれる」
そんな人と出会えるはず。きっと。

ここまで読んでくれてありがとう。
読者の方に幸せな人生が待ってますように

そして最後にBちゃんへ。
いつかお互い成長した姿で会おうね。

ありがとう。

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